アクセスが急増するブログ記事のタイトルの付け方と決め方とは

ブログのタイトルの付け方、決め方のイメージ画像記事のタイトルの付け方と決め方

Googleの検索ページに表示されるブログ記事は、読んでもらえてこそ初めてライバルと同じ土俵に立てます。

記事が読まれるかどうかは、タイトルで勝負が決まります

検索キーワードを含むタイトルは、SEOでも重要な役割があり、数文字の変更だけで検索順位やクリック率に大きく影響

記事本文の中身が良くても、タイトルが失敗すれば読まれる確率が下がるので要注意です。

ここでは、初心者でも簡単に成果を出しやすいタイトルの付け方と決め方のコツを紹介。

検索上位の記事のタイトルは成功法則があるので、コツを学べば、初心者でもアクセスを急増させられます。

今回は、過去に私が試してアクセス増加に効果があったタイトルの事例も公開します!

ブログ記事タイトルの付け方と決め方の5つのノウハウ

タイトルは広告のキャッチコピーと同じ魅力がなければ誰にも振り向いてもらえないです。

ブログ記事のタイトルを考える時は、以下の売れるキャッチコピーの法則にも当てはまる5つのノウハウをおさえましょう。

5つのノウハウ

  • 一番伝えたいことは1文に1つだけ
  • 数字など具体的な事例を出す
  • ターゲット(ペルソナ)をはっきりと決める
  • 興味をひく刺激的な言葉を入れる
  • 32字よりも少ない文字数で、見せることで勝負

一番伝えたいことは1文に1つだけ

売れるコピーとは、「相手にどう伝えるか」よりも「何を伝えるか」が重要です。

伝えたいことは、一点集中しないと相手には伝わりません

歴代の名作と言われる広告のコピーは、一番の強みに焦点を絞るために、他の伝えたいことを捨てる作業をくり返したそうです。

タイトルで一番伝えたいことを絞る作業は難しく、つい欲張ってキーワードも2〜3つ入れて色々と伝えたくなります。

多くを伝えても、人の記憶にはほとんど残らないので、一番伝えたい事だけを覚えてもらう方が良いです。

タイトル例

  • 初心者が仕事を取れるまでプログラミングをマスターしたコツを徹底解説



さらにブログ記事は、本文で伝えたい内容とタイトルに一貫性があることも大切。

特にブログ記事の場合は、SEOでキーワード検索してタイトルを見て、自分が知りたい情報があると期待して記事を読みます。

もし、そこに知りたい情報がなければ、最初から記事を読もうとは思いません。

本文で伝えたい内容が曖昧であれば、タイトルの意図もぼやけます。

タイトルの一文で伝える内容を決めることは、記事全体で何を伝えるか?を決断する根幹に関わる作業です。

数字など具体的な事例を出す

具体的な数字や日付の情報が入るタイトルは、目を惹きやすいです。

「2021年〇〇テキスト」「2021年最新版」のように年号や日付を入れる方が、最新の商品を欲しい人には刺さります。

実績などを伝えるのにも数字は有効です。

「多く売れています」よりも「〇〇万人が購入」などの具体的な数字の方が信憑性が伝わります
「」

さらに%などの割合を示す数字も有効。
「99%の人が満足」と伝えられると、自分も100人のうちの99人になるのかと安心します。

厳しく広告を見る人は、数字の根拠となる引用元をチェックしますが、多くの人は数字に惑わされるのではないでしょうか。

第一印象を決めるタイトルは、実績で興味を持ってもらえると最後まで読まれる確率が高くなります。

タイトル例

  • ランチで『〇〇』に変えただけで5Kg減!究極の激痩せダイエット!

ターゲット(ペルソナ)をはっきりと決める

記事タイトルは、誰に向けて発信するか?ターゲットを決めるのも非常に重要

人は漠然とした全体を対象にした広告よりも、自分の身近に感じる内容の方が気になる生き物だからです。

ターゲットを満足させる情報発信ができないと意味がないです。

よって自分に向けて書くのではなく、相手が何を知りたいのか?常に意識して検索キーワードも考える必要があり。

余談になりますが、スープストック東京が成功した理由は、ペルソナを徹底的に絞ったからだと言われます。
彼らはペルソナの1日のライフスタイルまで細かく設定してキャッチコピーを考えました。

タイトルはターゲット層に向けて、その人だけに伝える手紙を書くようにしてください。

タイトル例

  • 美しく歳をとりたい40代の大人の女性向けの美容化粧品

興味をひく刺激的な言葉を入れる

同じことを伝えていても、言葉の使い方で読者に与えるインパクトが全く変わります。

一文から次を読みたいと思わせるコツは必要なので、常に読み手の心理を考えることも必要で、以下の内容が効果的です。

  • 不安や悩みを代弁する
  • 未来へ希望を持たせる
  • 疑問を持たせる

ただ、釣りと言われる刺激的な言葉をタイトルに並べて、いたずらに興味を引くのは問題なので止めてください。

タイトル例

  • 今の職場のままで満足していますか?転職のフルサポートサービス

32字よりも少ない文字数で、見せることで勝負

PC表示の検索結果はおおむね30文字ぐらいでしたが、スマホは40文字近く表示されることがあります。

※その時々のデザインテストによって変動します

また、Googleはタイトルが何百文字あっても正常に認識しますが、人が視覚的に捉えられる情報は限界があり、短いほど記憶に残りやすいので、タイトルの文字数は、短い方が有効です。

例えばYahoo! ニュースのトピックスなどは、見せることを意識して13 文字を上限にしていることは有名です。

タイトルは、記事タイトル前半を重視しつつ、読ませるよりも見せることを意識してください。

目安の文字数は全部で30 ~ 40 文字前後だと思います。

アクセスが急増したタイトルの成功事例

私もブログ記事のタイトルを変えただけで、CVR率が上がりアクセスが急増した経験があります。

CVR(CV率)とはConversion Rate(コンバージョンレート)「Webサイトの管理者が期待する行動にユーザーが応じた率のこと

以下、私が過去にタイトルを変更してアクセスが急増した成功事例を紹介します。

事例1)転職希望の資格者のターゲットを絞り数字を出す

【変更前】
「転職で書類選考に通過できる職務経歴書の書き方を成功者が伝える」
⬇︎
【修正後】
「〇〇士の転職成功! 書類選考の通過率80%驚異の職務経歴書の書き方」

ターゲットを具体的に資格名に絞って、書類選考の通過率を80%と具体的な数字を出しました。

他にも「転職で年収が1.5倍になった!」など、年収や売上は数字を出すと特に成果が見えやすいので有効です。

転職のようにレッドオーシャンの分野は、転職希望者の全てが対象になる「職務経歴書の書き方」などの一般的なノウハウ記事を書いても上位表示は難しいです。

自分の専門性を活かせる職業の転職にターゲットを絞ることで、強力なライバルが少ないニッチな市場を狙いました。

この記事は、「〇〇士 職務経歴」と超ニッチなキーワードで上位表示されていますが、数は少なくても毎月、一定数の人には読まれています。

事例2)本音に訴える刺激的な言葉を入れる

【変更前】
「転職会社を利用して分かった良い転職エージェントを見つける3つのコツ」
⬇︎
【修正後】
「使えない!信用できない転職エージェントに人生を潰されない方法」

「ラッコキーワード」でリサーチすると、「使えない 転職エージェント」「信用できない 転職エージェント」など面白いキーワードがあったので、そのまま使いました。


「転職会社を利用した体験から良いエージェントを見つけるコツを伝える」というタイトルよりも印象に残りやすいです。

悪い転職エージェントに当たると人生を潰されかねないのは本当で、そんな本音を表すタイトルがインパクトを与えているためか、コンバーション率が高い記事です。

まとめ

ブログ記事のタイトルの付け方と決め方を紹介しましたが、おさえたいポイントは5つだけです。

  • 一番伝えたいことは1文に1つだけ
  • 数字など具体的な事例を出す
  • ターゲット(ペルソナ)をはっきりと決める
  • 興味をひく刺激的な言葉を入れる
  • 32字よりも少ない文字数で、見せることで勝負

タイトルを決めることで最も大切なことは、自分が「1番伝えたいことを決める覚悟を表すこと」ではないでしょうか。

アクセスを集めるために刺激的な言葉をタイトルに入れる手法はありますが、それだけでは読者はついてきません。

本当に良い情報発信は、小手先だけのテクニックだけではなく、全身全霊で書く魂がこもった記事であり、タイトルは、自分の記事の原点を決める作業でもあります。

そして、年月と共に記事の内容が変われば、タイトルの付け方も定期的に見直す必要があると思います。

Webライティングの基本とは?初心者が失敗しないコツ – 文資産

この記事を書いた人